モンスターハンターの世界の主役。
やはりなにをもってもそれは個性豊かな「モンスター」でしょう。
時に恐ろしく時に愛嬌溢れるモンスター達。
今回は、シリーズにおけるその変遷と思い出を綴っていきたいと思います。
力と生命の象徴‐飛竜(ワイバーン)-
このフレーズが示す通り、無印/Gにおいての大型モンスターは全て飛竜型でした。(龍種を除く)
飛竜と書いてワイバーン。
飛ぼうが飛ぶまいが、前脚や前腕が翼というシルエット。
このデザイン方式がMHのモンスター観を決定づけるものとなりました。
正統派古典ファンタジーとも、モダンクリーチャーとも違う独特な個性を確立。
既存のゲームのありがちなモンスター像からの脱却。
その動物とも怪物ともつかないデザインは、恐ろしさと共にどこか愛嬌を感じさせてくれます。
このモンスターの統一感は世界の輪郭を見事に際立たせました。
ワイバーンタイプであれば何でもあり。
とりあえずワイバーンタイプはMHっぽくて世界に合っている。
この印象派で多少の不自然さは勢いで押し切ってます。
お前は飛ばなくていいだろ
お前のそれヒレだろ
などと言った突っ込みは無粋なのです。
さて、無印で最も印象深いモンスターはやはりこの方。
キングオブモンスター、ミスターモンスターハンター・リオレウス。
のんびり卵運中に初遭遇した時あの衝撃。
染み付いたその恐怖は未だに拭えません。
作品を重ね、立ち位置や強さが変わってもリオレウスは力の象徴。
「王者」なのです。
余談ですが、逃げの王者などともも揶揄されるリオレウス。
無印では近作以上の逃げっぷり。
ハンターの攻撃が届かない空中行動がメインでした。
この時代の基礎体力の多さも相まって、時間切れクエスト失敗が頻発したものでした。
しかしこの特性。
実は今以上に爆弾、閃光玉、落とし穴等のアイテムを決める機会の多い側面もありました。
これらを使いこなすことで、討伐の難易度は劇的に変化します。
技術、装備、そして知識。
正面突破だけではない、あらゆる手段や環境を活かした戦い。
狩りというシチュエーションを感じさせてくれるモンスターもまた、リオレウスだったのです。
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