さて、シリーズOPに見るモンスターハンターの女性観。
今回は3系統。
それぞれ革新要素の多いこの系統。
果たして伝統は守られるのか!?
モンスターハンター3
原点回帰を謳ったこの作品。
名曲「海と陸の共振」「生命のある者へ」に乗せたOP。
テーマに沿った「モンスターの世界」。
つまり・・・ほとんどハンターが出てこないのだ!
全編動物ドキュメンタリーである。
わずかに登場するシーンからわかるのは・・・
・4人PT
・駆け出し装備
・ジャギィ装備の女ライトボウガン
くらいだろうか。
せっかくモンスターを見つけたのにエリア移動されてショック!
みたいな構図である。
ところでテーマと関係ないがこのシーン。
今回唯一の新武器・スラッシュアックス。
発売前のトレーラーでは・・・。
ハンマーだったりする。
せっかくの新要素にも関わらず、特にフューチャーなし。
結局後々パッケージにもなれずじまい。
ここから既に影の薄さ伝説は既に始まっていたのだ。
ホントにテーマと関係ないな。
モンスターハンターポータブル3rd
シリーズの中でも世界観など異色な雰囲気の本作。
モンスターハンターの伝統へ新しい風が吹く。
OPの伝統のという意味でも異色尽くめである。
実に。
まず・・・。
男ハンターがもっさりしてない!
実にスタイリッシュである。
大体今までがこんなのとか・・・。
こんなのばっかりだったしな。
しかもこのユクモノハンター。
これまでの伝統を差し置いて、先制攻撃をしている!
ええーっ!
今までドヤ顔で語ってたのがブチ壊しじゃん!
なにしてくれてんの?!
お株を奪われたショックを隠せない、今作の女ハンター・アシラへビィさん。
それにしても顔が濃い。
というかモンスターハンターの女ハンターは身長が高い。
プリティなアシラ装備が逆に外人モデルのような濃さを引き立ててしまうのだ。
露出度に関しては申し分ないのだが・・・。
ただのつんつるてんにも見える。
惜しくも伝統を逃してしまったアシラへビィさん。
しかし看板モンスター・ジンオウガへの先駆けはキッチリと。
かろうじて面目を保った。
無印へビィのオマージュともいえるこの構図。
ヒーロー健在と言えど、サポートの器に収まっている女ハンターではないのだ。
ところで、3rdと言えば・・・
温泉!
サービス!
サー・・・ビ・・・
仕方ねえだろ、実際こんな構成なんだから。
モンスターハンター3G
一転、トライシリーズへの回帰となった本作。
ウリはやはりモンスター大暴れ。
ナンバリング初の携帯機ということで登場PTは様々なパターンをご用意。
そしてこのOPでも伝統を打ち破る新たな試みが・・・。
そう、初の女性ソロハンターである。
パッケージ・OPとも女性主役と、時代にしては先鋭的だった2。
しかしその後は比較的保守的な推移。
ここへ来て初の女性単独のオープニングアクト。
とは言え、装備はまだまだ。
モンスターの恐ろしさの引き立て役で出番が終わってしまう。
しかし女性にしてハンマー。
実はMHは初代からハンマーと言えば女性、というイメージがあったりする。
巨大なハンマーが逆に女性の華奢らしさを引き立てると言うことだろうか。
実際は結構いいガタイしているのだが。
ところ変わって熟練ハンター陣。
安定のレイア弓ガンナーさん。
そして3人PTのメンバーを見てみると・・・
レウスハンターとボーンハンターが競演している!
歴戦のレイアガンナーは顔が広いのだろう。
3人PTは無印への原点回帰か?
それとも一人落ちたか?
残りの一人がアイツだったら、無理もない。
ここでの相手は看板モンスター・ブラキディオス。
フィールドも火山と従来でもかなりの高難度表現である。
暴君相手にやられっぱなしだが、最後はきっちり臨戦態勢に。
直接の描写は無いが、この後の攻撃はやはり弓が最速だろう。
看板モンスターへのファーストアタック。
伝統を継ぐであろうことが想像に難くないカットで締められる。
さて、もうひとつのPT。
前作3で最後にチラリと登場したPTである。
奥のライトボウガンは女ジャギイガンナー。
しかし前回から装備が全く変わってないけど大丈夫か?
やっぱだめだった。
複数PTで珍しくソロを含めた全PTに女性が入ったこの作品。
人数比ではまだまだとは言え、実に華やかである。
(つづく)
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